本日は徳島炭市場の渡辺さんのお話を伺いました。話がとても分かりやすく、実際に炭の体験ができて貴重な経験になりました。
ところで、講義の間、違和感を感じたことがあります。渡辺さんが「炭は万能」といった内容をおっしゃっていたのですが、現実的に考えて万能な物質というのはおそらくないはずです。(例え炭が化学物質でなく自然の物質であったとしても)
物質として、炭の作用を説明している(つまり、炭の限界がある程度分かる)のに炭が万能と言えるのは何故だろうと、授業中僕はずっと興味がありました。
後で考えてみると、渡辺さんは「ある種の信仰対象としての炭」と「客観的な物質としての炭」という2つの相反する炭のとらえ方をしており、その見方がそれぞれ入り混じっているのだと気付きました。
この部分が今回の講義で最も面白くて、ユニークな所だったのではないかと僕は思いました。
というのも、私たちが大学で科学的な知識を身につけるほど、科学的でない事柄に対する想像力は失われるはずだからです。
私たちが大学で勉強して「炭が万能」という考えは絶対に身につかないでしょう。
おそらく、日常生活で炭と接する時間が長く、炭と共に過ごして来たからこそ、渡辺さんの中で炭への信仰心のようなものが芽生えたのではないでしょうか。
そう考えたときに、研究者ではない外部の人を呼んでお話を伺うことも、多面的な視野を身につけるいい機会になるのではと感じました。
確かに万能なものなどこの世にはありませんが、少なくとも炭はとても役に立つものだということはとてもわかりました。
返信削除今まで炭について無知だったが、話を聞いて様々な効果があると聞きそれが本当かどうか確かめていきたいと思った。(光応用 近澤淳一)
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